2024.01.19
検査
【検査機】ラズベリーパイ(Raspberry Pi)を使用した簡易型検査装置の紹介
【説明】
電子回路基板が正常に機能しているかどうかを確認する為、部品実装後に電気特性検査を実施する場合、
製品仕様により高価な測定機器(デジタルマルチメータやオシロスコープなど)を使用しなくても検査が
できる場合があります。
今回はラズベリーパイ(Raspberry Pi)を使用した簡易型検査装置を紹介いたします。
ラズベリーパイはイギリスのラズベリーパイ財団によって開発されたARMプロセッサ搭載のシングルボード
コンピュータです。
2012年に発売が開始され、安価に入手できることから趣味や業務等いろいろな場面で使用されています。
当社でも簡易型検査機の他、工程や保管庫の温湿度管理などに活用しています。
【特徴】
・LCDとキーボード、マウス及びフィクスチャ部と制御部を接続するだけで検査可能
・リモートメンテナンス対応(軽度なトラブル時の遠隔メンテナンス可)
・汎用の検査機として製作しているのでインターフェースを交換すれば複数の同等検査項目製品に対応
・低価格で設計、製作が可能
【簡易型検査装置の構成】
【簡易型検査機装置製作事例】
検査実行画面 フィクスチャ部 制御回路部